シルクロードのバネ工場

ウズベキスタン、フィリピン、ベトナム、モンゴル、そしてシリアに渡った日本語教師のブログです

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スカート男子

なんだかんだで帰国まで残り2週間ほどとなりました。というわけで…、

シャツです。

このシャツ、さいたまの日本語学校に勤めていたときから仕事着として着ていたものでもともと長袖だったんですが、私が2003年にフィリピンで日本語教師として働き始めるのを機に、服飾の専門学校を卒業したという当時のバイト仲間に頼んで半そでにしてもらったもの。

で、それ以来、今に至るまで仕事着としてあちこちの国に持って行き、これを着て授業をしてきたという一品。

というわけで上の写真が2003年、フィリピンのダバオで撮ったものなんですが、こうして振り返るとやっぱり9年前の自分は若いな!というか一緒に写ってる生徒も当時小学校5年生だからもう二十歳そこそこになってると思いますが、まぁまぁそれはさておきこのとおり、かれこれ9年も着用しているシャツ
今もまだ普通に着ることができるので現役の仕事着としてモルディブでも着用しているんですが、最初はそんなに気にならなかったのがどういうわけかこのところ「丈がちょっと長いな」と気になるようになってきたので、近所のテーラーに持っていって裾を短くしてもらうことに。


まあテキトーにジャキジャキ切り刻んでテキトーに縫って終了、という感じなんだろうな、と思っていたんですが、採寸してちゃんと丈を計り、慣れた手つきで丁寧に切ると…、


これまた慣れた感じでミシンにかけてあっという間に完了。


というわけで長袖から半そでになり、丈もちょうどよくなって第三形態となったこのシャツ。
色は褪せてきましたがますます手放せない一品となりました。

それにしてもモルディブにはこういったテーラーがあちこちにあって、このシャツの丈を直してもらった近所のテーラーをはじめ、私が家から学校まで歩いている道だけでもたぶん10件ぐらいのテーラーがあります。
で、たいてい若いお兄ちゃんかおっちゃんが針仕事をしているので、正直なところ「そんなに丁寧な仕事はしてないんだろな」などと勝手に思っていたんですが、頼んでみたらそれはもう職人の仕事、という雰囲気。

…で、


布屋さんでテキトーな布を買い、テーラーに頼んでこんなものも作ってもらいました。

こうして写真で見るとただの大きい布に見えますが、テーラーの丁寧な仕事によって筒状に縫い合わされています。

これ、実は…


モルディブで“ムンドゥ”と呼ばれる、いわゆる巻きスカートです。


ミニスカバージョンもあります。

このムンドゥ、スカートではありますが、上の写真を見てもわかるように基本的にモルディブではおっちゃんたち、というかおじいちゃんに近い妙齢の男性だけが着用しているもの。

まあ言ってみればモルディブ紳士のたしなみです。


というわけで私もテーラーで仕立ててもらったムンドゥを穿いてみました。楽です。
やっぱり暑い国ではこういう風通しのいいものを穿いてるほうが快適だな。

しかもこれ、布が一枚100~150ルフィア(600円前後)でテーラー代が6枚で70ルフィア(400円ぐらい)というお手軽料金

モルディブのお土産というといかにも“観光地のお土産”みたいなのしか売ってないけど、こうしてローカルの店で布を買ってテーラーで仕立ててもらうというのもなかなかいいモルディブ土産になるんじゃないでしょうか。
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テーマ:モルディブ - ジャンル:海外情報

島の生態系

アッドゥでのお話。
今回は仕事以外のことをほんの少しだけ書かせていただきます。

この度のアッドゥ出張、8日間のうち1日だけ休日があり、そんな休日は仕事がある日よりも早起きして島散策をしました。

…が、

あいにくの曇り空
曇っていれば当然、海の中も視界が狭くなってしまいます。


宿から近いところでまあまあキレイそうに見えていた海でも全然ダメでした。

しかし、アッドゥというところは空港のあるガン島からそのとなりのフェイドゥ島マラドゥフェイドゥ島マラドゥ島、そして私のお勤め先のあるヒタドゥ島まで、5つの島“リンクロード”という一本の道で繋がっているため、陸伝いで島から島を行き来できるのです。

島と島が橋で結ばれてるなんていうのはモルディブでもリゾート島や人工島を除けばここぐらい(ですよね?)。

だからモルディブのその他すべての島のように、天候が悪く海も荒れてるから船が出ない。そうなると空港にもいけない。ちょっととなりの島にも行けない。みたいなこともないから閉鎖感もあまりありません
もちろんモルディブレベルでの話なんですが

というわけで、時間をかけて行けるところまで歩いてみることに。



しかし、この日に限らずアッドゥに来てからの数日間でわりと珍しい生き物なんかをちょくちょく見かけていて、


たぶんサギ


こっちはシギの仲間かな。
サギもシギもマレではまず見ない鳥


これは?
・・・よくわかんなけど、やっぱりマレでは見ない鳥。

…鳥で言えば2月にクルドゥフシに行ったとき、カラスの多さにちょっとビックリしたんですよねぇ。
私が住んでいるマレは都会でゴミも多いところではありますが、意外なことにカラスは全然いないし、近場の島でもそういえば見かけません。

詳しいことは知らないし別に調べようとも思わないんですが、カラスって海を渡れないんですかね。
こういう海を渡れない鳥とか陸上に住む生物なんかは、モルディブのちっさい島で生まれて、その狭い島しか知ることなく一生を終えるのかなぁ。

…とか、そういうのを考えると、ちいこい島がいくつもあるモルディブでは意外とモルディブでもこの島にしかいないし、世界でも実はここにしか生息してない、みたいなのがけっこうウジャウジャいるのかも。

でもその分野で世界的にそんなに有名じゃないってことはそうでもないのか。


しかしコウモリはどこに行ってもいるんですよね、モルディブ。

ちなみに、モルディブに来て初めてアッドゥでカエルを見ました。

これもやっぱり詳しいことはわからないし調べようとも思わないんですが、カエル(というかおたまじゃくし)って海水では育たないモノ(なんです、よね)?
だとしたら、海水の混じっていないなりなんかがない限りカエルは生息しないわけですよねぇ。

ということは、田んぼや沼ができるほどの広さも、川が流れるほどの高低差もないモルディブの小さい島ではカエルの生まれる要素はないんですかね、やっぱり。

ヒタドゥ島の学校の近くに川らしきものがあって、よく見たらそこにおたまじゃくしらしき影が見えたので、ここがカエルの基地になってるんでしょうかね。

まあどっちにしても私個人的にカエルは嫌いな動物ナンバーワンで、間違って部屋の中にぴょこんと入り込んでしまったりすると、それこそ超厚手の鍋つかみを手にはめて、その上からさらにタオルをぐるぐると巻いてようやくつかめるような感じなので、ホントは写真も撮りたくないんですが。


あと、アッドゥではカブトムシ(メス)も見ました。オスは見てません。

なんかそういう視点でモルディブ各地のいろんな島を見てまわったら楽しそうだな、とか思いましたが、よくよく考えたら動物にはそんな興味ねえな、という結論に達し、


…そんなことを考えながら歩いていたら、いつのまにか空港島に着いてしまいました。

空港島(ガン島)とフェイドゥ島を繋ぐ橋のたもと、フェイドゥ側には、この島にしかいないとモルディブ人は言い張っているらしい鳥、ドンディーニ(日本名:シロアジサシ)というカモメ科の鳥のモニュメントがあり、そんなのを見ているとなんとなく天気もよくなってきたような感じだったので、また海に入ってみました。

でもやっぱりこの日の海はそんなにキレイではなく…。


それでもマレではあまり見かけない魚なんかもちらほら見ることができました。


…という、そんなとりとめもないお話です。

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日帰りマーフシ

前にもちらっと書きましたが、私が現在お勤めしているのはモルディブ国立大学観光学部といいます。

大学とはいえ、もともとはホテルスタッフを養成するためのホテルスクールという、わかりやすく言うと職業訓練校のようなものがその名前を大学に改めただけで、この国の教育制度の中に“大学”というものができてまだ日も浅いため、この学校で行われているいろいろは相変わらず職業訓練校の域を越えてはいません。

それでも、授業の一環であったり研修やら何やらで学外から一般のお客様方を招いて食事会が行われたり、学外に出て外部のお客様を引き連れての日帰りツアーが組まれたり、なんてことがよくあります。

私もなんだかんだであと2ヶ月もすればモルディブを離れてしまうので、やっぱり一度ぐらいは学生のお接待を受けてみたいなぁ、などと考えておりました。

というわけで、4月に入ったある休日。学生主催による地方島ツアー研修が行われるというので参加することに。


朝8時にマレを出発し、ボートに揺られること約2時間。

目的地の島に到着。



この島、首都のマレから約40キロの所にある南マーレ環礁マーフシという島。
大きさはだいたいマレの4分の一ぐらいで人口は1500人ほどののんびりとした雰囲気のいわゆる住民島なんですが、国内でも有数の刑務所なんかもあったり、わりと大きい孤児院もあったりします。
またすぐ近くにリゾート島もあったりするからか、地方島のなかでも積極的に観光客の誘致なんかもしている様子が伺え、島を散策する欧米人や中国人の姿もちらほら。狭い島内に建設中のも含めてなんと10軒近くのゲストハウスもあります。


というわけでまずはウェルカムドリンクをいただき、


その後はインターンの学生とマーフシの地元青年団による島内ぶらり観光案内


ゆっくりのんびり歩いても1時間ほどで島内散策は終了し、その後しばし休憩していると…、


マーフシ婦人会によるケータリングサービスがやってきて、


昼食。


で、午後は主に海で遊んだんですが、次第に雲行きが怪しくなってきてしまいました。

マレ周辺では見ることのできない魚や大きいサンゴなんかもいるにはいるんですが、空が曇っていたので海の中も曇ってしまい、晴れてれば海の中もきれいだったんだろうなぁ…

…などと思っているとやがて雨も降り始め、ブルブル震えながら撤収。


…で、最後にマーフシ青年団によるボドゥベル(モルディブの民俗音楽)ショーで終了。


午後6時半、船に乗ってマーフシを離れ、マレに帰ります。

…が、

マーフシを出港して30分もしないうちに船がUターン。マーフシに戻ってきてしまいました。

どうやら天候が回復せず、スローボートでこのままマレに向かうのは危険との判断。で、とりあえず天候回復を待つことになり、もしかしたらマーフシで1泊ということにもなるかもしれないという。

まあ明日は授業があっても午後からだし、ここで1泊ぐらいしても問題はないかな、などと思いながらボサーっとしていると、その1時間後、別便で来ていた方々のスピードボートがマレに帰るということで、どうしても今夜中にマレに帰りたい方々が乗船。それでもまだ若干の空席があったのでしれっと便乗させていただき、


びゅんびゅん飛ばしてあっちゅーまにマレに帰ってきました。

…と、そんなこんなで後半は天候のせいでわちゃわちゃしてしまった日帰りマーフシの旅でしたが、お金のかかるリゾート島などにわざわざ行かずとも、こんなふうにマレからでもお手軽に来れてそれなりに宿泊施設も整っている島があるならぜひ帰国するまでにまた一度くらい骨抜きに来てみようかしらん、などと思った今回の旅でした。

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