シルクロードのバネ工場

ウズベキスタン、フィリピン、ベトナム、モンゴル、そしてシリアに渡った日本語教師のブログです

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モンゴルでも大相撲中継

モンゴルといえば…と言われたら、今や多くの日本人が「相撲」に関する言葉を発するでしょう。
逆に、モンゴルで「日本といえば…」と言ったら、日本人のそれよりは少ないであろうが、やはり多くのモンゴル人が「相撲」に関する言葉を発することと思われます。

私の住む町にも、町の中心部に下のような看板があって…、
←白鵬です
やはり多くのモンゴル人が日本の大相撲に精通しています。

モンゴル人横綱、白鵬の優勝で幕を閉じた先の秋場所ですが、秋場所の開催期間中、周りのモンゴル人が毎日のように秋場所の話題で盛り上がっていて、モンゴル語がわからないなりにもその会話をなんとなく聞いていると、

「新しいゴーエイドーってのが強いなー」とか、「今場所はアマがいい感じでないの」とか、「ハクホーが昨日も勝ったなー」みたいな感じで、なぜか秋場所情報をかなり詳しく知っていることに気づきました。

スポーツ新聞みたいなのがあって、それをみんなが読んでるというわけでもないし、ネットとかが普及しているような場所でもないのに、一体なぜ?…などと疑問に思っていたんですが、実は…

モンゴルのテレビ局でもNHKの大相撲中継がリアルタイムで放送されているのであった!
←ホラ!

この相撲中継、モンゴルのテレビ各局(5局ぐらい)がそれぞれモンゴル語の同時通訳とモンゴル人解説者をスタジオに招き、場所中は毎日放送されています。


解説者とアナウンサーが控えるスタジオはこんな感じです。


「アキバショ」のエンディングCGも局によって異なり、かなり凝っています。

まぁ、これだけモンゴル人が日本へ行って大活躍してるんだから、不思議ではないわなー。

ちなみに、この放送を何度か見たんですが、「ヨコヅナ」「オーゼキ」みたいな呼称や「ツキダシ」「ウワテナゲ」みたいな決まり手はもちろん、「バショ」「ジュンギョー」をはじめ、果ては「ヘヤ」とか「オヤカタ」に至るまで、ほとんどの相撲用語が日本語のまんま使われていて、モンゴル語解説の合間にこれら日本語の用語が飛び出してくるのがなんか「へぇー」て感じでした。
スポンサーサイト

第一の難関

外国人の名前についての話です。

外国人と一度でも話したことのある人ならわかると思いますが、外国人が日本語で自己紹介するときって、たとえば…

「ワタシは Christian Bautista デス。」

…みたいに、自分の名前だけ母語の発音になってしまうので、名前が聞き取りにくいときがよくあります。
欧米人とかで、テレビや映画などで見聞きするようなベタな名前ならまだわかりやすいんですが、あまり馴染みのない国の人の名前なんかは、ホントに「おーい、なんて名前かさっぱり聞き取れんわーい」と思ってしまうことのほうが多いです。
それを考えると、日本人というのは英語で自分の名前を言うときでもなんとなく英語っぽく話すところが律儀だなーと思ってしまいます。

と、それはさておき、教師がまず新しい教室に入ってしなければならないことのひとつに「学生の名前を覚える」という作業があります。

で、今まで働いた国を考えてみると、
フィリピン人の場合、ファーストネームが2つも3つもあるのがうっとうしかったりするものの、名前自体は「マーク」だとか「アイリーン」だとか「メリーアン」みたいに、わりと「ベタな英名」が多いので、覚えやすさでは初級レベル。
ベトナムは、声調によって意味が変わってしまうので発音が難しいという問題があるものの、基本的には「ロン」とか「フイ」とか「トゥ」みたいに単純な名前が多いし、やはり中国文化圏だけあって基本的に漢字一字で表される名前なので、これも日本人にとっては覚えやすいと思われます。
ウズベキスタンでは、やはり馴染みのない名前が多かったので最初のうちは苦戦したものの、たとえば「ニゴラ」とか「ザミラ」とか「グルノザ」みたいな「怪獣っぽい名前」と、「イスロイル」とか「ジャホンギル」とか「アハドジョン」みたいな「ヒーローっぽい名前」に分けられる、…などと思ってみたら結構覚えやすく、しかも名前のバリエーションもそんなに多くないし、日本人みたいに「女の名前には「子」とか「美」、男の名前には「男」とか「郎」などがつく(最近の子どもの名前は別として)」…に似た法則みたいなのもあるので、それを覚えてしまえば、比較的簡単に覚えられます。

しかし、モンゴルに来て学生の名簿を渡された瞬間、思わず固まってしまいました。
というのも、下に書いてあるのは私が勤めるモンゴル国立大学日本語学科2年生の学生の「下の名前」なんですが、

アルナグル
アリオナー
アリオンザヤ
アンハトヤ
アマルバヤスガラン
ボマツェンデ
ビャンバスレン
グントグトホ
ジマセー
ゾルジルガル
ゾルツェツェグ
ナラントヤ
オトゴンチメグ
オユンドルマ
オユンエルデネ
ソロンゴ
サルール
テレムーンホラン
トヤ
ホンゴルゾラ
ツェンゲル
ツェレンナディミッド
ツォルモントヤ
パガムドラム
エルデネチメグ
エンフツェツェグ
ボヤンウルジー
ナラントヤ

…なんだかたくましそうな名前が連なっていますが、一人を除いて全て女の子の名前です。最初の5人ぐらい読んだところで、意味が分からなすぎて笑ってしまいました。
しかもこれでひと学年分なので、全学生の数になると単純にこの4倍になるわけですが、モンゴルで教師をする以上、これを全部覚えなければなりません。
よく見れば「〜チメグ」とか「〜トヤ」とか「〜ツェツェグ」みたいな共通性もありますが、組み合わせがいろいろあってかなり難解です。

この名簿を渡されたときの衝撃、比較的容易に想像していただけると思います 。
ちなみに、モンゴル人の先生でさえ「ときどき意味が分からない名前もある」と言っていました。

モンゴルでの授業が始まって2週間経ちましたが、毎日授業があって人数も少ない1年生の名前はすぐに覚えられたものの、授業数の少ないほかの学年の学生の名前を覚えるのはかなり苦戦しました。何となく覚えたような感じではありますが、まだ「授業中にとっさに指名する」みたいなときにすぐ名前が出てこなかったりします。それでも今までの経験上、そのうちサラッと覚えられるようになるだろうという感触みたいなものはありますが、はたしてどうなることやら…。

いちねんせいのえんそく

モンゴルの大学でのイベントの話です。

モンゴルでの仕事も順調に始まって数日が経ったある日、実習生として外国語学部のお手伝いをしている学生(日本語学科4年生)から「土曜日に1年生の遠足があるんですが、一緒に行きませんか」との誘いを受け、どうせヒマだし、学生とも仲良くなれるだろうということで、モンゴルでの教師1年生である私も参加することにしました。

そんなわけでその週の土曜日、朝7時に全学科の1年生全員が集合。各学科ともオリジナルの旗を作成し、Tシャツもお揃いにしてみたりと工夫を凝らしています。
こうして大人数が集まり、学科ごとに旗を掲げたりしているのを見ると、小中学校のキャンプを思い出してワクワクしてしまいます。ちなみに、我らが日本語学科ですが、ここはやはりベタに日の丸の旗、衣装は各自が持っている白いTシャツに日の丸シールを貼ったものを着ていきました。

で、出発。
今回の遠足、日本の大学で言うところの「学生自治会」みたいな人たちによって企画運営されており、1年生たちは4年生の引率のもと、2列に並ばされて歩きます。

ちょっとでも列を乱せば、4年生の先輩から注意を受けてしまいます。そして、前を歩く人とちょっとでも距離が離れてしまったら、小走りで追いつかなければなりません。そこらへんが日本の小学校の遠足のようで、何とも言えない懐かしさを覚えてしまいます。


10分ほど歩けば舗装道路はなくなり、草原に入ってしまいます。しかし、草原に入ったからといって2列縦隊は崩さず、目的地に向かって列をなします。

で、40分ほど歩き、最終的にどこに到着したかというと…

←山。

公園のような場所やキャンプ施設などない、ホントにただの山です。

で、まずは全員集合。学科ごとにみんなの前に出て挨拶をしたり歌を歌ったりしたあと自由時間。ときどき4年生の企画したレクリエーションやミニゲーム、クラブの紹介なども織り交ぜつつ、基本的には学科ごと好き勝手に山で遊びます。
我らが日本語学科ですが、まずは景気付けに馬乳酒のまわし飲みをしたあと、火を焚いて料理開始。本日のメニューは羊肉とジャガイモのスープ(お米入り)。スープが出来上がるまで、それぞれが持ち寄ったお菓子を食べたり、ほかの学科の学生たちと喋ったり、簡単な遊びをしたりと、なんかダラダラと過ごします。

ちなみに、こういうところでモンゴルの大学生がどんな遊びをするかというと…
かごめかごめ(モンゴル版 )

輪になってバレー

本気のゴム跳び(意外とハイレベル)

…そんな感じです。なんだかとっても懐かしいです。正直言ってめちゃくちゃ楽しいわけではありませんが、なんだか自然と笑みがこぼれて楽しい雰囲気になってしまいます。

で、夕方、4年生から「最後のゲーム」のアナウンス。
最後のゲームは「ゴミ拾い」。より多くのゴミを拾い集めた学科が勝ちという、なんとも粋なゲームです。モンゴルの大自然はこうして守られているんだとちょっぴり感動。どこぞの先進国の学生たちにも見習ってもらいたいもんです。
で、そのあとちょっとした閉会の挨拶みたいなのがあったかと思うと、その場でなんとなく流れ解散。朝はあれほど厳しく列になって歩いたというのに、みんなバラバラに帰ってしまいました。

あたらしい環境

モンゴルに来て2週間ほど経ちますが、今回はカンタンに「わが町の紹介」です。


これがいま私が働いている「モンゴル国立大学オルホン分校」です。
建物自体はこぢんまりとしていますが、学生数はこの建物からは想像できないほど多く、学科もけっこうたくさんあり、私はこの中の外国語学部、日本語学科の講師として働いています。

ちなみにこの反対側(大学の正面)の風景はこんな感じです。
←草原
教室や事務所の窓から見える景色もこの草原で、実にのどかな環境で働かせていただいております。

私が住んでいる「エルデネット」という街は、首都のウランバートルから北西に400キロほど離れたところにあり、鉱山が有名で、そのおかげでモンゴル国内でも数少ない「自活できている街のひとつ」らしいんですが、大ざっぱに地図で表すと、右のようになります。ホントに大ざっぱですが、鉱山で働いている人が数多く住んでおり、街にはアパートというか団地がひしめきあっているので、こんな感じでだいたいの雰囲気は表せています。

そんなわけで、通勤中の風景もこんな感じです。

中央、赤矢印のところに見えている建物が大学です。夜は星がきれいです。

ついでなので、前任地のベトナムでの通勤中の風景はこんな感じでした。


…えらい違いだ!!(これはこれで好きだったんですけどね。)

そんなわけで今後のモンゴルレポートもお楽しみに。

ちなみに、写真からも想像できると思いますが、街とはいえかなりの田舎なので、ベトナム赴任時と比べてネット事情はさほどよくありません。なので、コメントいただいてもすぐにお返事できないこともあるかと思われますが、そこらへんご了承くださいませ。

新任地から再開です

お久しぶりです。

忘れずこのブログを訪れてくださった皆さん、お待たせいたしました。

ようやくこのブログも再開できる環境になりました。
ベトナムを離れて早や1か月。新任地、モンゴルから再びこのブログ再開のごあいさつです。

写真とかはまた追々載っけていきますのでお楽しみに。

とりあえず今回はごあいさつまで~。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。