突然ですがお知らせです。
BSフジテレビで絶賛放送中の「ワールドバザール21」という番組があるんですが、その番組内で今年1月、モンゴルの市場の様子が放送され、私が住むエルデネットのこぢんまりとした市場の様子も紹介されていたようです。
ご存知の通り私はモンゴルで生活しているので、もちろんその番組を確認することはできなかったんですが、同番組のウェブサイトから放送内容をご覧いただくことができるので、ちょっとでも感心のある方は見てみてください。
で、お知らせというのはそれだけではありません。
その「ワールドバザール21」のウェブサイト内に、「海外いまどき情報」というコーナーがあります。
趣旨としては、これまで同番組で紹介された国から、現地で生活している日本人が「特派員」というカタチで現地最新情報を毎月一回紹介しているというモノなんですが、この度、恥ずかしながらこの「正直どーでもいい話」しか繰り広げていないブログを目に留めていただき、どこの馬の骨かもわからない私が「モンゴルから最新情報をお届けする特派員」に選ばれてしまいました。
そんなわけで、私のモンゴル生活が続く限り、このブログ以外にも私のこの「ヨタ話」が読めることになったというわけです。
そんなわけで、「
世界の市場紀行 ワールドバザール21」のページにアクセスしてみてください。
で、中央下部の「海外いまどき情報」をクリック。
んで、「アジア」の中からモンゴル国旗を探し出してクリックすれば私の記事一覧ページに移ります。
海外在住など諸々の事情でダイヤルアップ接続している方(私だけ?)で、トップページがどうも重たいとお感じの場合は、直接「
海外いまどき情報」のページにアクセスしてみてください。
今月の記事がすでに4月22日付で公開されていて、今後も月イチで新しい記事が公開されていく予定なので、気がついたときに覗いてみてください。
今後、このブログとネタがかぶることもあるかもしれませんが、どうやら原稿料なんかもいただけるような感じらしいし、調子に乗って本名を公開してしまっているので、写真と勢いでごまかし気味のこのブログとはちょっと違う感じで書いていく予定です。
ある日の夕方……

その日の授業を終え、いろいろ雑用なんかも片付け、さあ帰ろうと大学を出ると、大学のグラウンドで何やら運動している学生たち。
「…ほっほう、これは珍しい。春になったからだろうか、いっぱしに『たいく』などやってやがる。しかも私服で。」…などと思い、何気なくその様子を眺めていると……

何やらリレーっぽい競技開始。
白熱する学生たち。
…が、このリレー、よぉーく見てみると………

「防毒マスク」をバトン代わりにして走ってる!
ちなみに先生はこの人(外部の方です)。

小さくてわかりづらいと思いますが、服装から「ケーサツ関係」のお方と推察されます。
…………いったい何の訓練だ!?
モンゴル民謡コンサートの話です。
私が教えている大学の日本語学科の4年生に、母親がオペラ歌手をしているという学生がいます。ある日、その学生から「モンゴル民謡のコンサートのチケットが2枚あるので一緒に見に行きませんか?」とのお誘いを受け、行ってみました。
会場となったのは市の文化会館です。
この文化会館でのコンサートといえば、半年ぐらい前にこのブログでも紹介した「おっさん二人のカラオケショー」以来、ということになります。
そんなわけで、内心「大丈夫かぁ?」と思いながら会場に足を運んだんですが、何でも今回のコンサートというのは「エルデネット鉱山30周年記念コンサート」ということで、ウランバートルから「国立民族音楽舞踊団」が来て演奏するらしく、チケットの値段も私が10日分ぐらいの食事にかける金額に相当するほどの高額。
うーむ。それなら前回の(どこからともなく手作りチケットが回ってきた)コンサートよりは期待できるだろー。というわけで開演。
前半は民族舞踊が中心です。


今回のコンサート、メインはあくまでモンゴル民謡なので、この民族舞踊などは「前座」に過ぎないんでしょうが、それでもさすがにウランバートルからお越しいただいているだけあって、踊りっぷりもいままで見たどの踊りよりも立派です。
中でも個人的に一番「トリハダモノ」だったのがこれ。

写真が小さくてわかりづらいかもしれませんが、演者は馬頭琴奏者と舞踏家二人だけ。
一見地味に見えますが、これ、馬頭琴が「風」とか「川」みたいなイメージの音を奏で、踊り手がそれに合わせて踊る、ていう感じの演目。
となりに座っていたモンゴル人ギャルはその動きが滑稽に見えていたらしく大爆笑していたんですが、馬頭琴奏者の奏でる音と踊り手の細部にわたるまでの動きすべてがシンクロし、となりのギャルの笑いも気にならないくらい「うわ、すげぇ…」と思ってしまいました。
…と、そんな感じで民族舞踊で会場がひとしきり暖まったところで幕が下り、超技巧モンゴル琴演奏とそこそこ有名らしいおっさんの歌が始まります。

で、その間に舞台のセッティングも完了し………、

民族楽器オーケストラによるモンゴル民謡コンサート開始です。
すべてがモンゴルの民族楽器というオーケストラ。そして、数名の大物民謡歌手や馬頭琴奏者が入れ替わり立ち替わりステージに上がり、このオーケストラをバックに2〜3曲ぐらいずつ披露します。「モンゴル民謡と言えばこの人」と言われるような歌手も登場していたようで、生のモンゴル民謡に初めて触れる私でも「おぉ、すげぇ。」と思うほどの迫力あるステージでした。
…んで、最後は大合唱。

さらにフィナーレには花火の演出もありました。

………モンゴル人、やればできるじゃん!
そんなわけで、3回に分けてお贈りしてきました「日本語週間」の話、完結編です。
初日からの3日間、学生のパフォーマンスやチーム対抗の日本語ゲーム大会、そして私も含めた日本人の公開講座が行われていたこの日本語週間。最終日は趣を変え、日本料理でワイワイ楽しもうということになりました。
で、当初の予定では、学校の食堂を借りて我々日本人が日本料理を作り、学生たちにも挑戦させてみよう、という話になっていたんですが、本番直前に「食堂使用の許可が下りなかった」ということが発覚。さらに、イベント会場の教室はもちろん火気厳禁。ということで、頭をひねった結果……

「おにぎり大会」開催の運びとなりました。
日本の伝統的携帯食であるおにぎり作りにみんなでチャレンジしようという企画です。本番開始までに学生たちにごはんを炊いてこさせ、具はモンゴルでも手に入る「肉」と「サルディナス」の2種類。そんなわけで、モンゴル人もきれいにおにぎりを作ることができるでしょうか……。
ところが……

ごはん炊きを学生に任せてしまったのが大失敗だったのか、ごはんがパサパサしすぎて日本人でもうまくにぎれない!
それでもなんとか気合いを入れ、思いっきり米をにぎった結果、なんとかカタチにはなりました。

…が、いざ食べようと手に持った瞬間に崩れるおにぎり。
学生たちも慎重に食べています。

そんなわけで、モンゴルでおにぎりを作るときは水を多めにして米を炊きましょう。ということがわかったところで、このおにぎりの他に、学生たちが学年別にそれぞれ家で作った「モンゴル料理」もしくは「知ってる日本料理」を持ち寄っての小パーティー。
「一週間おつかれさまでした」ということで、みんなで和気あいあいと過ごしました。

んで、最後は全員で「明日があるさ」の合唱。
私も密かに練習していた楽器を学生たちの前で初披露し、感動のフィナーレとなりました。

学生たちの意外な芸達者ぶりも知ることができたし、なかなか充実した一週間でした。
前回に続いてモンゴルの大学でのイベントの話です。
本題に入る前に、例えばこれが世界共通の感覚かどうかはわかりませんが、一般的に「南の国の人は陽気で楽しく、北の国の人は真面目でおとなしい」みたいなイメージを持っている人が、この世の中には相当数いると思われます。
しかし、実際に生活してみると、寒い国の人も歌ったり踊ったり笑い話をして盛り上がるのが好きだということがよくわかります。そりゃ確かに眉間にシワを寄せて真面目な話ばかりしているより、笑って暮らしている方が楽しいのは世界共通なわけです。
そんなわけで我がモンゴル国立大学オルホン分校で開催された日本語週間。四日間の日程で、来る日も来る日も日本語について真面目に語り合ってばかりいたわけではありません。学生たちによる日本語劇や歌や踊りなどの発表と、日本語の先生たちで考えたチーム対抗の日本語ゲーム、そして日本人ゲストによる日本文化紹介の公開講座などなど、みんなで陽気にワイワイと楽しんでいたわけですが、その中から今回は学生たちによるパフォーマンスの話です。
…とは言いつつも、学生たちが歌ったり踊ったり演技をしたりするというのが、イベント開催前にはなかなか想像できず、正直なところ「目も当てられないグダグダの出し物」が披露されるのではないかと心配していました。
というのも、私が今までの生活の中で見てきた学生たちの姿といえば、教師に絶対服従といった感じで社会主義時代の面影のこる授業中の姿とか、ときどき私のアパートにやって来ては緊張してほとんど話さずに帰ってしまう姿とか、町で会っても挨拶しかできず、話に花が咲くこともなくすれ違ってしまう姿とか、だいたいそんなイメージしかなく、「そういえば新年のパーティーを山のディスコでやったときにはみんな結構はじけてたなぁ…」と思ったものの、モンゴルのディスコはいまだに「ランバダ」とか「マカレナ」みたいなノリの音楽ばっか掛かってたしなぁ…。
というわけで、こいつらホントに大丈夫か?
…などと最初のうちは思っていたんですが、実際にやらせてみると、

伝統舞踊みたいなこともできるし、

最近の若者らしいダンスもできるし、

こんなカッコで歌ったり踊ったりもできるし、

ちゃあんと芝居もできる。
ちなみに上の学生、馬頭琴誕生の伝説として有名な「スーホの白い馬」というモンゴルの民話の主役を演じたんですが、カンペキにモンゴル人のおっさんになりきっています。日本人のお客樣方にも絶賛されていました。授業中は大人しく、消えそうな声でモジモジしてるんですけどね。
モンゴルの若者たちというのもけっこう芸達者ですよ。
しかし、ここまで学生たちの芸達者ぶりを見せられては、我々日本人も黙っているわけにはいきません。
そんなわけで、同じ街に住むJICAシニアボランティアの方にモンゴルにはないもの(自販機とか満員電車とか)の写真をスライドショーで見せてもらったり、その奥様にもわざわざ日本から来ていただき、学生たちの前で琉球舞踊を披露していただいたりしました。


モンゴルの片田舎で、正直言ってしまえば卒業後に何の役に立つかもわからない日本語を、ただ漠然と学んでいる学生たちにとって、貴重な思い出になってくれれば…と思います。

私も学生たちからリクエストされて、「日本の歴史」と「日本の大学生の一日」について公開講座のようなことをしました。
結構テキトーにやっつけてしまったんですが、意外と好評でした。
日本の歴史については、たかだか20分程度の発表時間で長い日本の歴史を語れるわけもないので、簡単な時代区分と、モンゴルに関係のあるところで「モンゴロイド」の話と「元寇(蒙古襲来)」の話をしました。元寇はモンゴルでも歴史の授業で教わっているらしく、学生たちの反応もなかなか上々でした。
しかし、この日本語週間というイベント、我々教師陣も学生たちも満身創痍でボロボロになりながら挑んでいたんですが、それはなぜかというと、普通このテのイベントって、期間中は授業がなくて、みんなこのためだけに全神経を集中できそうなものなんですが、実はこれ、昼間はいつも通りの時間割りで授業をやって、夕方5時ごろから夜8時ごろまでの時間に繰り広げられていたんです。
だから、私も通常の授業準備に加えてこのイベントのためのプレゼンの準備とか、司会進行の台本を考えたりせねばならず、ココロ休まる時間があまりなかったというわけです。
でもまあ、最終的に日本人のお客さまにも学生たちにも大学の人にも喜んでもらえたようだったのでよかったんですがね。
そして、いままでにない盛り上がりを見せ、にほんご一週間は最終日のプログラムに突入するわけです。
つづく。