シルクロードのバネ工場

ウズベキスタン、フィリピン、ベトナム、モンゴル、そしてシリアに渡った日本語教師のブログです

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ラマダンを振り返る その2

週末にダマスカス出張などがあって日記の更新できず、今さらな感じになってしまいますが、もうちょっと前回の続きのラマダンについて書かせていただきます。

シリアではラマダン中の晩餐をイフタールといいます。
ちなみにウズベキスタンではイフトールでした。同じイスラムと言うこともあり、ウズベク語というのはやはりアラビア語の影響を強く受けています。

昼間のうちにメシが食えなかった分、そして翌日の昼間にメシが食えなくなる分もあわせて、イフタールにはたらふくメシを食います。
ちなみに、前回の日記で晩メシどきには街から人の姿が消えるみたいなことを書きましたが、シリアではそのイフタールが終わって夜9時ごろにもなると街は再び活気を取り戻し、店なども夜遅くまで開いたり、ガテン系の方々は夜の間に仕事に励んだりしています。

そんな中、私も学生に2度ほどイフタールに誘われました。

一回目

自分で事業を起こして店なんかを持っている、比較的裕福な学生のプールつき別荘で。

二回目

一回目のイフタールに誘ってくれた学生の友達で、両親がおらず、イナカからアレッポに出てきてわりと貧しい地域で独り暮らしをしている青年のアパートで。

ちなみに、右の写真はそれとはまた別に、日本センターで学生や先生方と賑やかに行われたイフタールの様子です。

…で、一回目も二回目もどちらもまあ基本的に若い男だらけのイフタールなので、食卓に並ぶのはかなりジャンキーな感じのメニューではありましたが、やはり金持ちだろうと貧乏だろうとやはりムスリムの“客人に対するおもてなし、ホスピタリティのココロ”はハンパありません。

私も長いこと貧しい暮らしを強いられているので、相手が金持ちだろうと貧乏だろうと貰えるモンは病気以外ならなんでもいただいてしまう性分なんですが、そんながめつい日本人に対してもみんな「来てくれてありがとう、アハランワサハラン」と言ってくれます。

アハランワサハランといえば…、

ラマダン中のあるとき、私が勤めている日本センターで「アラブ学生歓迎プログラム」という、アラブ人の学生を2週間ほど日本に招致して日本の学生との交流を図る、みたいなプログラムに参加する学生の選考試験があり、その試験監督と面接官の仕事がありました。
このプログラム、「アラブ学生歓迎プログラム」略称が「ASP」なので、てっきり「A(アラブ?アラビア?)S(スチューデント?)P(歓迎プ ログラム)」とか、そんな感じの名前だと思っていたんですが、「アハラン(A) ワ サハラン(S) プログラム(P)」という、とんでもないネーミング でした。
ちなみに「アハランワサハラン」とは、アラビア語で「“ウェルカム”であったり、まあそれに類する“来訪者を歓迎し、感謝する気持ち”を表した言葉」です。

…で、そのASPの試験と面接というのがイフタール終了後の夜9時開始

まずは9時から作文の試験があり、その後10時過ぎから面接という時間設定。ラマダン中とはいえ、この時間設定はいかがなものか…と思うのは私だけでしょうか。
…いや違う。一部の学生も確かに「おかしくね?」と言ってました。

そんなわけでその日、試験が全て終了したのは夜中の12時半でした。

…と、こんな風に人の体内時計をも狂わせてしまうラマダンも9月9日を最後に終了し、人々は断食から開放されて街はお祝いモードに突入するのでありました。
というわけで、


…もうちょっとつづく。

テーマ:シリア - ジャンル:海外情報

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