シルクロードのバネ工場

ウズベキスタン、フィリピン、ベトナム、モンゴル、そしてシリアに渡った日本語教師のブログです

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ラマダンを振り返る その3

週明けからいよいよ始まる授業の準備(…というか、具体的な授業準備は何もしておらず、気持ちの整理をしているだけ)に気をとられていて、気がついたらラマダン終わって2週間も経ってるッ!

…でもラマダンについての話を続けます。これで最後です。

前にも書いたとおり、数年前にウズベキスタンで半年あまり生活していたときにラマダンを経験したんですが、ウズベクではラマダンが終わると「ハイト」と呼ばれる、いわゆるラマダン明けの大祭が始まります。
イスラム社会ではこのラマダン明け大祭犠牲祭という2つが年間の最大行事になり、まぁ言ってみれば日本の盆と正月みたいなモンでしょうかね。

ウズベクのラマダン明けハイトはなかなか盛大で、朝の礼拝が終わると街には人が溢れ、露天が軒を連ね、普段は沈黙を保っている公園の観覧車もここぞとばかりにグルグル回り、左の写真のようにアメリカ型消費経済をも愚弄するかのようなキャラクターも登場し、老若男女が浮かれはしゃぎまわる、そんな感じのとても楽しい一日でした。
あぁ、懐かしい。

ほんでもって、ウズベキスタンのあとフィリピンで2年ぐらい働いていたりもしたんですが、私が住んでいたミンダナオ島というのはフィリピン国内でもムスリムが多い地域で、やはりラマダンが終わった翌日は休日になっていました。
…で、このラマダン明けの休日にムスリム地区に行ってみたんですが、なんとなく家々の軒先にクリスマスみたいな電飾がくっついてるぐらいでこれといったお祭りムードはまったくなく、しぃんと静まり返っていてなんか寂しい感じだったのを覚えています。

…と、そんなこんながあった上でシリアで迎えた今年のラマダン明け

まずはラマダン最終日、いつものように大学へ行ってみると誰一人として出勤してこないし、ネットも繋がんないし、これといって仕事らしい仕事もないしで早々に帰宅。翌日からラマダン明けのアイード(お祝い)三が日ということで店なんかもしまってしまうというのは聞いていたので、食料品を買いに近くのスーク(市場)へ行くと、ものすんごい混雑ぶり。まさに大晦日の築地かアメ横か、といった賑わいを見せておりました。

が、そんなラマダン最終日の夜は別段賑やかな感じもないし、いつものように淡々と夜は更けていくような感じでちょっと肩透かしをくらってしまいました。

んで、そんな感じでなんとなくラマダンも終わってアイード初日


街に出てみましたが、ウズベキスタンで見たようなお祝いムードなどはまったくなく、街は閑散とした感じ。

街を歩いているのは新しい服を着て浮き足立った子どもの集団ばかりで、その子どもたちが街を闊歩してお菓子屋さんでお菓子を買い食いしたり、フレッシュジュース屋さんでジュースをのんでいたり、なんかちょっとしたファーストフード的なものを立ち食いしていたり…、そんな感じ。

最初のうちは「へぇ~、こんな感じかぁ。」なんて思いながらその様子を眺めていたんですが、それも徐々に目が慣れてきてしまい…、

まず街にはみごとに子どもしかいないということ、んで、その子どもたちが例外なく全員おろしたての服を着ているんですが、その服がまぁダサいこと、しかもそのダッさい服もバリエーションに乏しく、同じ服着てるやつがけっこうな割合でいることなどなど、あまりにもいい要素が見えないし、そこに伝統様式美的なものもまったくないし、ただただ浮かれるガキどもに哀れみさえ抱いてしまいました。

そんなわけで最終的に「なんだこれ、つまんねぇ…」なんて思いつつ、結局アイード中は引きこもってしまった次第であります。

中にはイナカの方で親戚縁者の家々を挨拶回りにつき合わされ、甘ったるいお菓子を食べさせられまくるという、市中引き廻しの刑にあってしまった日本人仲間もいたようですが…。

…と、そんなこんなでラマダンも明け、アイードも終わり、その後1週間ぐらいの正月気分もようやく抜けきって今に至りいます。振り返ると、ラマダンもなんだかスルリと始まってヌルリと終わってしまったような印象です。

今度の日曜日からようやく日本語の授業が始まります。
でも時間割とか学生の登録者数とかを誰も把握していないようです

テーマ:シリア - ジャンル:海外情報

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