シルクロードのバネ工場

ウズベキスタン、フィリピン、ベトナム、モンゴル、そしてシリアに渡った日本語教師のブログです

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博物館に行かなくちゃ

博物館とか、まあその周辺のお話です。

みなさんの記憶にも新しいかと思われるエジプト反政府民主化デモ
インターネットの力で急速に拡大し、もはやデモなどというレベルではなく「革命」にまで発展したこのできごと。

その騒動のさなか、エジプトの考古学博物館においてファラオのミイラが破壊されたという報道がありましたが、コレに関してはなんちゅーことをしてくれとるんじゃいというご意見が世界中で囁かれていたのではないかと思われます。

よく考えてみろよ。お前がしたいことは何なの?国を変えることだよなぁ。例えば仮にファラオのミイラを壊すことで国が変わるんならいいよ、じゃんじゃん壊しなさい。でもやっぱ博物館の展示物をぶち壊すのは違うでしょー。
…というわけで、それがファラオであろうとなかろうと、もう単純に「どさくさに紛れて意味もなくモノ壊すなよ」と言いたい。

と、そんなエジプトの革命もなんとなく決着がついたような感じではありながら、依然その尾を引くような感じで中東各地で民主化を求めるデモが起こっていて、ついに我がシリアでも、1週間ほど前に大統領の退陣と民主化を求めるデモが南部のダラアという街で勃発してしまいました。(全然知らなかったという方もいるかもしれませんが、「シリア」「デモ」とかで検索してみてください。)

最初はちょっとした衝突だったのかもしれませんが、やがて死傷者も出してしまい、初めのうちは政府も「暴力団を追放しただけだから気にすんなー」的なことを言っていたものの、事態は収拾するどころか日に日に規模が拡大して死者数も増え、周辺の町にも広がり、シリア政府ももう「族の一掃」などと苦しい言い訳をすることもできなくなってしまいました。

今回のデモの舞台となってしまったダラアには我々日本人仲間も住んでいるんですが、今はその場を離れて首都のダマスカスに退避中。外務省の危険度も引き上げになり、我々のもとにも「いざというとき(国外退避)のために私財整理および心の準備を」との連絡も入ったりして緊張感が高まってきました。

…が、デモの中心地であるダラアから遠く離れた北部のアレッポはそんな緊張感など微塵も感じられないほどのポカポカ陽気

でもこの週末、金曜礼拝で人々が集合したらデモが全国的な規模にまで広がる恐れもあるかも…、なんて話もありながら、シリア中の人々が固唾を呑んで迎えたこの金曜日、私がとった行動は…、


アレッポが平和なうちに、壊される前に博物館に行かないと…、というわけで、アレッポの国立博物館に行ってきました。アレッポに住んで早や9ヶ月ぐらいになりますが、初めてです、国立博物館。

なぜ今まで行かなかったかというと…、

入り口に並んでいるこの石像。
なんで目を白く塗っちゃったかなぁ…。これのせいであんまり中に入りたいと思えないんですよねー。

…でもこの博物館、館内にはもちろんチケットを買わないと入れないんですが、庭だけは出入り自由

庭にはちょっとした石像とか遺跡の残骸なんかも置かれていて、私の好きなアインダラー遺跡の五本足ライオン像もあります。

というわけで博物館の中へ…。

こういう観光スポットって基本的にシリア人価格外国人価格が設定されていて、外国人はシリア人の10倍近い入場料を払わなければならんのですが、我々のように職を持って生活している者は、その証明書を見せればシリア人価格で入場できます

ので、さも誇らしげに胸を張ってイカーマ(証明書)をみせたところ、ここではそれが通用せず…
それじゃいいや、ってことで、結局入りませんでした


…で、その後はアレッポ城に行ったり、のん気に石鹸を買いに行ったりして街をブラブラ歩いていると、


やる気満々のデモ仕様車がクラクションをバーバー鳴らして走っておりました。

そんでもって街の中心地には人々が集まっていて、なにやら騒いでおります。

でも、騒いでるのはその中心あたりにいる人たちだけで、遠巻きに見てる人たちはシラ~っとして呑気に写真を撮ったり、その様子を見ながらヘラヘラ笑って話してたりしておりました。
ただ、これにより交通規制も敷かれ、帰宅するのに乗ろうとしていたバスにも乗れず、とりあえずバスが乗れる所まで歩くハメに…。

このとき私が見たのは反政府ではなく、大統領支持派の方々の集まりだったので、これといったトラブルにも巻き込まれず、安全に帰宅することができました。

…が、自宅でボサーッとしていると、緊急連絡網で「デモの規模が拡大しているので当面は自宅待機」との命令が。
そしてなんとなくネットなんぞをしていると、とあるサイトでこんなバナーを見つけました。



シリアにとっての「FREE(自由)」って一体何だ?

…とりあえずこちらは無事なのでご心配なく!

テーマ:シリア - ジャンル:海外情報

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