シルクロードのバネ工場

ウズベキスタン、フィリピン、ベトナム、モンゴル、そしてシリアに渡った日本語教師のブログです

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シリーズ「絵教材」第3回・職人芸

不定期連載シリーズ「絵教材」の第3回です。

前回は主観的形容詞についてでしたが、今回はちょっと内容をガラリと変えてみます。というのも、最近、帰国も迫ってきたということもあり、事務所で本とか書類の整理なんかをしていたら、こんな本が見つかって、

「絵を描いて教える日本語」

これは実に興味深い!などと思って早速読んでみると…
「(図解付きで)花の描き方は、こうして、こうして、こう…」だとか、「人を描くときは、まず頭の位置を決めて、そこから身体、手、足を描きましょう」だとか、おまけに絵とは何の関係もない中国語の声調の話が延々と4ページにも渡って書いてあったりと、「絵を使った教授法」ではなく、ただ単に絵の描き方および著者の経験談(しかも絵とはあまり関係ないこと)などが半分以上を占めていて、

「うひー、トンデモねぇ駄本だなこりゃー。こんなの出版するなら同じテーマで俺に1冊書かせろー」…などと思ってしまうほどのガッカリ本だったんですが、今回はこちらもそれにならってちょっと箸休め。
割と「どーでもいーだろそんなこと」というような話をしたいと思います。

まずは絵の道具ですが、海外を生活の拠点にしているということもあって、基本的にどこでも手に入るものを使っています。

油性マジック、太めのジェルインクペン、安物の万年筆、シャープペンおよび各ペンの補充インクや替え芯、それから、以前にも紹介したやわらかい下敷き(手作り)。
どれも、インクがなくなったらインクを注入したり替え芯を入れ替えたりして補充しながら使い続けているのでかなり年季が入っていて、シャープペン(絵カード専用)は2年、油性マジックは古いもので4年、安物の万年筆はたしか6年ぐらい愛用しています。ジェルインクペンはベトナムに来る直前にたまたま理想的なモノが見つかって買ったものだから、まだ数ヶ月しか使っていませんが。
しかし、油性マジックなどは、先がいい感じでつぶれてきて理想的な太さになっているので、なかなか手放せなくなってしまっています。

では、これらを使って実際にどんな感じで絵を描いているのかというと、

1.まずは下書き


2.油性マジックで外側のラインを縁取る


3.ジェルインクペンで内側の線を書く


4.最後に万年筆で色(濃淡)をつけて終了
(疑問詞「いくつ」)

4年前、ウズベキスタンにいたころまでは、色鉛筆で色を塗ってカラー版の絵カードを描いていたんですが、その後フィリピン以降、コピーしても使えるようにということで白黒にしました。ちなみに、最終段階(上図4)のときはスクリーントーンなどは使わず、色の濃淡を下のように線だけで表しています。



この4パターンを基本とし、線と線の間隔を狭めたり広げたりして濃淡のバリエーションを変えています。
しかし、この「線を引く」というのがなかなか骨のいる作業で、ときどき描きながら寝てしまいそうになることもあるんですが、黙々と線だけを描いていると、なんか無我の境地に入って悟りを開けそうな気分になってきますよ。ぜひ一度お試しあれ。

…ちなみに、どうすれば絵がうまく描けるかとか、そういう質問には答えられません。たくさん描けば上達すると思います。ホントに。

それに加え、


……シリーズ「絵教材」第4回に続く。

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  • 2007/09/06(木) 07:12:40 |
  • 教材の極意

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