シルクロードのバネ工場

ウズベキスタン、フィリピン、ベトナム、モンゴル、そしてシリアに渡った日本語教師のブログです

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引っ越し騒動(その2)

前回の続きです。

突然の引っ越し要請を受け、何の感慨もなく無事に引っ越しを済ませたものの、新居にはさまざまな問題がありました。

まず、前の部屋には入居した時点で備え付けられていた食器棚、タンス、本棚などの収納場所が新居にはなく、荷物が片づけられない。さらに台所にレンジがなく、料理ができない。ということは、単純に「家でメシが食えない」という、私のような貧乏人にとって生死に関わる問題に直面。
ということで引っ越しの翌日、とりあえず命をつなぐ食生活を安定させるため、大学の学生寮から使っていないレンジと食器棚に使えそうな棚を拝借し、新居に運び入れてもらうことに。

ついでに、壁に服をかけるためのフックも取り付けてもらいました。


ちなみに、ちょっとした物を置いたりしまったりできるような棚とかタンスとかがまだ確保できていないので、いまだに荷物が片付いていません。
そんなわけでいまだにスーツケースから必要な物を出したりして生活しているんですが、それも慣れてしまえば苦もなくなります。

で、次に困ったのが「情報」。

早い話がテレビとインターネットなんですが、前の部屋にはテレビのケーブルがあったので、前任のドイツ語の先生が使っていたという古いテレビをいただき、贅沢にもテレビのある生活を送っていました。
さらに電話線も通っていて、新規契約をしなくても電話番号が与えられていたので、インターネットも比較的カンタンにできていました。
しかし、新居はここ何年も入居者がいなかったらしく、電話線もテレビのケーブルも切断されており、引っ越しと同時に情報ソースがなくなってしまいました。

そんなわけで引っ越しの何日か後にテレビ局と電話局で契約。


そして大学の用務員のおじさんが何の躊躇もなく玄関の壁にドリルで穴をあけ、この穴にテレビと電話のケーブルを通します。


とゆーわけで、テレビも復活。電話もつい先日つながり、インターネットもできるようになりました。

…それにしても、テレビに関しては、モンゴルに来る前はまさかテレビのある生活などというものは想像もしていなかったし、過去フィリピンでもベトナムでもテレビのない生活だったので、なきゃないでどーってこともなかったんですが、一度でもテレビのある生活を知ってしまうと、それが突然なくなったときの「無音空間」には、そこはかとない虚しさのようなものを感じてしまいます。
で、それはネットなんかも同様だと思うんですが、テレビなりネットなり、それまで当たり前のように生活の中にあった情報ソースが遮断され、生活の文化レベルが急激に下がってしまったこの2週間ほど、ちょっとした収穫もありました。

それがこれ。
←モンゴルに来てから購入したラジオです。

中国産であまり性能はよくないんですが、短波の国際放送も入るので、空を飛び交う電波の量が少なくなる深夜から早朝の間だけ、80%雑音ですがNHKラジオの国際放送も入ります。ロシアや中国でやってる日本語放送とか、ときどき北●鮮の日本語放送らしきものも入ります。

テレビもなく、ネットも自由に使えない環境の中、夜と朝の限られた時間に雑音の中から聞こえる日本語のニュースなどを聞いていると、なんか、ラジオの深夜放送とかを夢中で聞いてた少年時代を思い出してしまいます。

しかもこのラジオ生活の間、何となく感覚が冴え、教案とか教材を作るのにもなかなかすばらしいヒラメキがあったり、授業なんかもノリノリのノリ助でやっていたような気がして、いつも何となく垂れ流しになってしまっているテレビもなく、インターネットなんかもない生活の中で、やっぱりある程度の「情報のダイエット」というのもたまには必要なんだなぁ、ということを感じました。

それにしても、実は今回のモンゴルでの引っ越しにより、これまで生活していた国のうち、ウズベキスタン以外の3カ国で引っ越しを経験したことになってしまいました。しかもその原因というのが…

フィリピン……金銭トラブル
ベトナム……ボスの気まぐれ
モンゴル……大家の都合

…と、自分の意志で引っ越しをしたことが一度もない!
これはもう運命として受け入れるしかないということなんでしょうか……。

とりあえず新居での生活にもだいぶ慣れ、新しいベッドでもしっかり熟睡できています。

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