←モンゴル軍、エルデネット支部です。コトの発端は昨年秋、私が勤める大学に一人のモンゴル人青年が訪れ、「日本語を教えてほしい」という。どうやら技術研修生として日本へ行くための面接試験を受けるので、簡単な日本語のフレーズなんかを覚えたかったらしい。
そんなわけでその青年の自宅に呼ばれ、ちょっとした日本語を教えたりしていたんですが、この青年、本業は「軍人」で、つい何年か前までイラクなんかにも派遣されていたという。
それから時が経ったある日、私と同じ街に住んでいる日本人ボランティアのおじさん、「配属されているビジネススクールで軍人が受講している」と。
で、話を聞くと、私が日本語を教えた軍人青年と同一人物だということがわかりました。
…と、ゆーわけで、いつか見学させてくれーいと言い続けていたモンゴル軍の施設に、つい先日、ようやく足を踏み入れることができました。
中はこんな感じです。

ここは主に生活スペース及び基礎体力作りのための施設ということで、緊迫感もなく、中はいたって平和な感じです。
…が、この日のプログラムはこれだけではなく、このあとどこへ行くとも告げられぬまま車に乗せられます。
で、何もないのどかな草原を小一時間ほど走り、着いた所は…
「小屋?」そして登場したのが…
←カラシニコフ(ロシア製)さらに…
「的」も登場。「小屋」から車で5分ほど走り、見晴らしのいい草原で下車。どうやら軍の偉い人らしきおっさんによる指示のもと、兵役中の若い軍人見習いが200メートルほど離れた所に的を設置します。

この場所、軍の小屋がポツポツと建てられているので、まぁ軍の管轄している地域なんだろうということは察しがつくんですが、よく見ると、足下には薬莢がゴロゴロ転がっていて、おそらく射撃練習なんかをする所なんだろうと思われます。
そんなわけで…
射撃訓練、開始!平和な春の草原に、カラシニコフの銃撃音が響きます。
いきなり「武器」を渡されて「撃て」と言われても、撃つのはおろか銃を持つのも初めてだし、性格的にも「撃つタイプ」ではないので何かちょっと恐ろしかったんですが、せっかくの機会なので楽しませていただきました。
それにしても、銃を撃つときのイメージって、「グググっ」と引き金を引いて、「ガッ」と引っかかったトコロでさらに指に力を込めて「ガチッ」と引き金を引いたら「バキュン」と弾が飛び出る…みたいな感じだと思っていたんですが、実際にやってみると、引き金を引くときに「引っかかり」みたいなのはなく、力を入れることもなく「スゥ〜」っと引き金をスライドさせていると突然「ドォン」と銃弾が飛び出していくので、けっこうビックリします。なんか擬音だらけの説明ですがわかっていただけたでしょうか。
まぁ何にしても、何の障害物もない草原で銃をぶっ放すなんていうのもなかなか経験できないことだし、開放的で爽快感があって楽しかったです。